几帳面過ぎてムカつく奴みたいになりたくなくて、結局テキトーにいなして、飛ばしてやってこうって気分でいさえすればいい。

でも、何処かに、やっぱりいい加減過ぎて等閑になる部分に関しちゃ、罪の意識も生じてきちまうもんだぜ。

砕けた気分で真っ直ぐにってか、そういうのってあり？

いつもルンルン気分でなんかいられやしない。でも、いつもイラついてばかりでもいられない。アンニュイに過ごすのも最初はいいけど、じきにそれも退屈に感じてきちまうもんだぜ。

何でもオーヴァーに考え過ぎてもやばいけど、何でも甘い見通しだけでやり過ごすのもやばくね。人の話は、仕事に関しちゃ、イージーリスニングじゃ、やっぱ駄目さ、ってか、緊張を強いられるのが俺たちの前提で、そこにイージーリスニングミュージックが効果的に俺たちの緊張を解き解す。

そう、やっぱ人生ってイージーリスニングっぽくなんていきゃしない。ラップやヒップホップは、それを歌ってる。

そこに居る君、君は自分で人生の蓋をしてないかい？

やっぱ曲がったことをしちゃいけないけど、人間って弱い生き物だから、時には砕けた気分で行こう、って思って何がいけない？

砕けた気分で真っ直ぐに、ってか、そういうのってあり？
だって、そうするっきゃないだろ？

生きて行くって、聖人君子みたいなんかじゃないし、と言って悪魔的なだけでもない。純粋な理念だけで生きて行ける奴なんて、一人もいやしないんだからさ。

Aug. 29th.  2023